たんぱく質は老ける悪習慣!
身体にはプロテインがとても重要です。
理想の身体を目指しましょう!
たんぱく質とは?
あなたはたんぱく質を毎日積極的に摂取していますか?
最近では「プロテイン女子」なんて言葉が流行っておりますが、それだけたんぱく質(プロテイン)が身体には必要になってきます。
たんぱく質不足の状態だと肌荒れ、髪や爪のトラブル、太りやすい体質、ダイエット失敗、不妊、冷え性、腰痛、肩こりなどあらゆる面でトラブルが起こりやすくなります。
たんぱく質は3大栄養素の1つで英語ではプロテインと言います。
プロテインは筋トレをしている人が飲んでいるイメージがあるかもしれません。
ですがたんぱく質(プロテイン)は筋トレをしている人にだけ必要なものではなく、私たちが生きていくためにとっても大切な栄養素になります。
私たち日本人はお米、パン、パスタ、ラーメン、うどんなどの炭水化物を主食としている方が多く、たんぱく質不足になりがちだと言われています。

身体に存在するたんぱく質の量は?
成人の身体の中はおおよそ水分60%、たんぱく質20%、脂肪15%、糖質その他5%となっています。
つまり水分を除けば、身体の半分はたんぱく質でできているということになります!
たんぱく質が不足している身体は健康面や美容面に色々と問題が出て来そうな感じがしますよね、、
1日に必要なたんぱく質の量は?
体重1キロにつき1g必要と言われています。
体重が50キロの方ですと50gが最低必要量となります。
結構多いなあと感じている方もいらっしゃると思いますが上記は最低基準です。
アスリート、成長期でスポーツをしているお子さん、妊娠中の方、授乳をしている方などはもっとたくさん摂取しなければなりません。
1つの食材のみで50g摂取するには次の通りになります。
鶏肉ささみ200g
牛肉赤身250g
豚バラ肉360g
茹でブロッコリー1キロ半
鶏卵8個
鮭の切り身2切れ半
牛乳3リットル
納豆7.5パック
絹豆腐3丁
木綿豆腐2丁半

どのような食べ物から摂取できるか?身体に存在するたんぱく質の量は?
動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の割合は1:1が理想です。
現代の食生活では肉、魚、乳製品などが容易に摂取しやすいので動物性たんぱく質の摂取が多くなってしまいがちです。
動物性のたんぱく質は消化にとても時間がかかるので過剰に摂取したり夜遅い時間に摂取すると消化しきれず腸内で腐ってしまい、悪玉菌が増殖し腸内環境が悪くなり悪循環となってしまいます。
【腸内環境が悪化すると起こること】
便秘、下痢、ガスが溜まる
肌荒れ、ニキビ、吹き出物
口臭、体臭が気になる
免疫細胞の多くが腸にあるため免疫力の低下
代謝が悪くなり太りやすくなる
など様々な悪影響が起こる可能性があります。
焼肉やラーメンを夜に食べ過ぎることは腸に負担をかけてしまうので気をつけましょう!

たんぱく質不足が太りやすい原因に?!
たんぱく質不足が続くと筋肉量が減っていきます。
私たちの身体は食事でたんぱく質をとれていないと自分の体の筋肉を分解してエネルギーを作っています。
筋肉はエネルギーを燃やすのに必要な材料です。
材料が減ってしまうと太りやすくなってしまいますよね。
「そんなに食べていないのに全然痩せない」
「食べるの我慢してるのに痩せない」
「様々なダイエットを試してみたけどいつも失敗する」
このような方はたんぱく質不足が原因かもしれません。
甘い物やお菓子などを控えることは大切な事ですがたんぱく質はしっかり摂取していきましょう!

たんぱく質から作られるもの
たんぱく質というと筋肉のための栄養素というイメージが強いと思います。
しかしたんぱく質は筋肉のためだけではありません。
筋肉の他にも、、
皮膚、骨、内臓、血管、爪、髪の毛、ホルモン、酵素、抗体など様々なものがたんぱく質から作られています。
たんぱく質が不足すると、、
私たちの身体の中のたんぱく質(皮膚、骨、内臓、血管、爪、髪の毛、ホルモン、酵素、抗体など)は毎日作り替わっていきます。
古いたんぱく質を壊して排除し、食事で摂取したたんぱく質で新しい身体を作っています。
毎日、身体が壊される→新しく作り替えられる現象を「同化と異化」といいます。
たんぱく質不足の状態だと「同化と異化」がうまく働かなくなり、古いたんぱく質で身体ができている状態になってしまいます。
以下のような健康被害も起こりやすくなるので注意しましょう!
筋力が低下する
肩こり、腰痛
頭痛持ち
骨が弱る
肌荒れ
太りやすい体質
ダイエット失敗
爪、髪が乾燥する
内臓、血管機能の低下
冷え性
自律神経の乱れ
免疫力の低下
不妊の原因
PMS
身体を作る優先順位
たんぱく質は命の材料です。
私たちが生きていくうえで必要な順番で使われています。
以下、上から優先順位の高い順となります。
1内臓と血液を作る
2細胞を修復する
3ホルモンを作る
4骨を作る
5筋肉を作る
6肌や粘膜を作る
生命維持優先で美容面はどうしても後回しになってしまいます。
若さのマスターホルモン「ヒト成長ホルモン」
子供の成長時、大人が若さを維持するために大切なヒト成長ホルモンをご存知ですか?
ヒト成長ホルモンの分泌量は思春期以降、急下降していってしまいます。
しかし大人になると全くなくなってしまうわけではなく実は分泌されています。
このヒト成長ホルモンの分泌量が若さを保つのにとても重要な役割となっています。
ヒト成長ホルモンの作用
- 記憶力の増進
- 子供の身長を伸ばす
- 髪に潤いとツヤを与える
- お肌に弾力とハリを与える
- 体脂肪を減らす
- 血圧、コレステロールを正常化させる
- 筋肉量を増やす
- 免疫力向上
- 骨組織の強化
- 性的機能の回復
ヒト成長ホルモンは夜10時~午前2時に分泌されやすく、入眠後1時間後が最も多く分泌されます。
そしてヒト成長ホルモンを作る材料はたんぱく質です。
睡眠時間とたんぱく質摂取を意識すれば子供の成長や、大人のアンチエイジングに効果が期待できます。

たんぱく質不足がお肌に与える影響
美肌に欠かせないのがお肌の中にあるコラーゲンの量です。
コラーゲンを作るにはもちもち、ぷるぷるした食べ物を摂取すると良さそうなイメージですよね。
コラーゲンはたんぱく質からできています。
お肌でコラーゲンになる過程
1たんぱく質を摂取する
2腸がたんぱく質を吸収する
3血液が肌に運んでくれる
4真皮層でコラーゲンが生成される
この過程を考えるといくら高い美容液を真皮表面から入れたとしてもコラーゲンが増えるわけではないのが分かると思います。
たんぱく質不足だと正しくターンオーバーをしないのでたるみ、肌荒れ、くすみの原因となります。
ちなみに髪の毛がパサついたり、爪が割れたりしてしまうのもたんぱく質不足が原因といわれています。

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